中国地方は26日に平年より10日早い梅雨入りです。
梅雨になると雨が続き湿度が高くジメジメした環境が思い浮かびます。
そうなると心配になるのがカビです。
カビは75%以上の湿度と20℃以上の温度で活発化し、発生場所は水周り付近や押入れ下駄箱などです。
放っておくと、独特な臭いや、食中毒、水虫の原因となったり、ダニを発生させてアレルギーや喘息を招くことも。家具や土台など住まいにもダメージを与えます。
対 策
浴槽
風呂から上がる前に、壁に散った石鹸カスなどを流し、出た後、換気扇を回し換気に気をつけることが大切です。
洗面所
湿ったタオルやバスッマトは床に置いたままにしない。床が濡れたら拭き取っておく。
キッチン
調理中など蒸気が発生するので換気扇を回し、洗物をした後キッチン周りに飛び散った水滴は拭き取る。冷蔵庫は壁に密着させない。
玄関
濡れた傘や靴は完全に乾かして収納します。
居室
棚、ソファー、家具などは、壁に密着させず5〜10cmくらいは離し通気を良くすることが大切です。観葉植物や水槽などはがある場合は、風通しのよい場所に移動しましょう。
押入れ
押入は、布団など、湿気の多いものを収納しています。床と壁にすのこを置き、あまり多くの物を押し込まないようにしましょう。
天気のよい日は窓を開け換気をしましょう、その時は押入れや下駄箱などの戸も開け、しっかり部屋全体の室内換気を心がけ、雨が降って換気ができない日々が続くときは、換気扇を回し室内の空気を動かしてやることも大切です。
湿気の溜まりやすい下駄箱、押入れ、水周り付近に木炭や竹炭などを置いておくのも効果的だと思います。
木炭は表面に無数にある小さい孔(穴)に吸着させて除湿だけでなく臭いも取り除いてくれるので一石二鳥です。
あと、除湿機で除湿方法も効果的ですが、上記の対策を忘れずにしましょう。基本を大切に!
藤原でした