2013年03月03日

花粉症と対策

花粉症の時期ですが、症状がでてる方そうでない方といます。



花粉症は、花粉という異物が体内に入って くると、それに対抗するために「IgE抗体」という物質がつくられ、次に同じ花粉が侵入してくると、lgE抗体が働いて、神経を刺激するヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され目 鼻の異常おこし、クシャミや涙などて排出しようとします。
しかし、体内でIgE抗体がつくられたからといって、すぐ 花粉症になるというわけではありません。
体内に入ってくる花粉の量が少なければ、花粉症にな らないケースもあり、逆に花粉の量が多くなれば、早く発症する可能性が高まるわけです。

原因となる植物 花粉症の原因となる植物は、地域や個人によって違います。 日本で最も多いのは「スギ花粉」で、約8割を占めています。
スギ花粉の飛散時期は、地域やその年の気候などによっても 違いますが、だいたい2月上旬から4月いっぱいで4月以降症状が続くばあいはヒノキ花粉の可能性があります。
イネ科の植物5〜6月
キク科の植物8 〜10月
が花粉シーズンです。※地域や気象状況によって異なります

対策としては、外出時にマスク メガネなどを着用し、帰宅時は衣類の花粉をはらって室内に持ち込まないようにしましょう。
最近では花粉情報など携帯や天気予報などで簡単に知ることができるので、昔より、対策はしやすいと思います。

ー記事ー
《日本で1960年頃からスギ花粉症が急増した原因 としては、農林水産省が推奨してきた大規模ス ギ植林が主に挙げられている。

戦後復興や都市開発などで日本では第二次世界 大戦以後木材の需要が急速に高まったが、一方 で国内木材の供給量は不足気味で、林業の拡大 と造林は 当時の日本において急務であった。こ のため農林水産省は戦後に拡大造林政策を行 い、その一環として各地にスギやヒノキなどの 成長率が高く建材としての価値が高い樹木の植 林や代替植樹を大規模に行ったが、その一方で スギ花粉の飛散量も爆発的に増加することにな り、大量のスギ花粉を曝露した日本人がスギの 花粉症を発症することにもつながった。また高 度経済成長を経て日本では林業が衰退し、木材 も外国からの質が良くて安い輸入品に押されて 国内スギの需要が低迷するようになったため、 大量に植えたスギの伐採や間伐なども停滞傾向 となり、花粉症原因物質であるスギの個体数が 増加していることも花粉症患者の増加傾向の要 因となっている。

一方で近現代の日本の都市化により土地 が土や草原からアスファルトやコンクリートな どの花粉が吸着・分解されにくい地盤となり、 一度地面に落ちた花粉が風に乗り何度も舞い上 がって再飛散するという状態が発生するように なった。加えて排気ガスや工場からの排気など の光化学スモッグなどを長期間吸引し続けるこ とでアレルギー反応が増幅され、スギ花粉症を 発症・悪化させるという指摘があり 、これら 日本の都市化によって花粉症の発生の一般化が 起こっている。

これらの事象により、今日では離島などを除く 日本各地でスギ花粉症が発生するようになって いる。》


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フジハラでした!


posted by minipomp at 23:11| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする